クリップボードの扱いかた。

クリップボードを使用するための準備を行うのが下の2行。
Toolkit kit = Toolkit.getDefaultToolkit();
Clipboard clip = kit.getSystemClipboard();

Toolkitというクラスはウインドウズの状態などを、Javaで作成するGUIに渡すためのクラスのようなもの。
画面のサイズを返すメソッドなどを持っている。
上の例ではgetDefaultToolkit()というstaticメソッドでデフォルトツールキットをkitに入れている。デフォルトツールキットが何か?というのは今のところわからない。

デフォルトツールキットからgetSystemClipboard()メソッドを実行することで、Javaと他のアプリケーションとの間でクリップボードデータのやり取りができるようになる。(やりとりができるようになったClipboard型のオブジェクトclipを作成できるというイメージ)

(String) clip.getData(DataFlavor.stringFlavor);
データの取り出しは上のようにgetDataを使う。DataFlavorというのはデータの種類を特定するためのクラスで今回はstringを指定している。getDataで返ってくるのがオブジェクトなのでStringでキャストしている。