SpringLayoutについて

「SWINGで使用するレイアウトの方法はいろいろあるけど、単純にX座標とY座標を指定するというレイアウトができない。(北とか東とかざっくりとした位置を大雑把に指定するやつとか、右寄せとか左寄せとかはある。)
そのなかでSpringLayoutは本来他のコンポーネントとの相対位置指定のレイアウト指定方法だけど、やり方によってはパネルの中での絶対位置指定もできますよという話。」


SpringLayoutは基準となるコンポーネントを決めて、そのコンポーネントからの距離を指定するレイアウト方法。
上下と左右でそれぞれ指定する必要があるので2行で1セットになる。

基準の設定方法は、まず配置するコンポーネントの上辺(北)か下辺(南)か右辺(東)か左辺(西)か、どこを基準にするかを設定
次に今回配置するコンポーネントの名前(オブジェクト名)を指定
次に基準となるコンポーネントとの距離(相対的な距離)を指定
次に基準となるコンポーネントのどの辺(東西南北)を基準にするかを指定
最後に基準とするコンポーネントの名前(オブジェクト名)を指定する。
常にパネルを用意し、その上にコンポーネントを置くということにすれば、パネルの北と西を指定しておくことでx、y座標の絶対配置と考えることもできる。

レイアウトオブジェクト名.putConstraint(SpringLayout.NORTH, コンテナオブジェクト名, 距離, SpringLayout.NORTH, 基準となるコンテナオブジェクト名);