Tomcatインストール
JavaServlet(JSP)のWindows開発環境としてTomcatの設定です。
環境はWinXP Sp2 にTomcat7を設定します。
【ダウンロード】
まずは、
http://tomcat.apache.org/download-70.cgi
にアクセス。
現在Tomcatは7.0.8ですので、zipリンクをさがします。
7.0.8
Binary Distributions
Core:
32-bit Windows zip
(http://ftp.kddilabs.jp/infosystems/apache/tomcat/tomcat-7/v7.0.8/bin/apache-tomcat-7.0.8-windows-x86.zip)
【インストール】
あとは解凍してインストールです。インストールは基本的に「Next」で進んでいけば良いです。
1つ注意点としてインストール先ですがスペースの無いPathにしましょう。
デフォルトはC:\Program Files\Apach Group\Tomcat 7.0などになっていますので
今回はD:\Tomcat7にしました。
するとD:\Tomcat7には
bin --Tomcat起動など実行ファイル
conf --各種設定ファイル
lib --各種ライブラリ(.jarファイル)
logs --Tomcatログ
temp --テンポラリ一時ファイル
webapps--WEBアクセスのデフォルトルートディレクトリ
work --Tomcatキャシュファイル
などのフォルダができます。
【設定】
設定を行っていきますのでconfに入ります。
catalina.policy --?セキュリティ関連が記載されているようです
catalina.properties--?初期読み込みライブラリなどが記載されているようです
logging.properties --?ログレベルなどが記載されているようです
context.xml --ContextPathの設定を行います
server.xml --Tomcatの各種設定を行います
tomcat-users.xml --Tomcatのログインユーザー設定を行います
web.xml --MimeTypeやURLの設定を行います
基本的にxml以外は触らず、コメントを含めて日本語は使用してはいけません。
まずは「tomcat-users.xml」を見てみます。
特に修正箇所はないです、インストール時に設定したユーザー名とパスワードが確認できます。
username --ログインID
password --ログインパスワード
roles --権限グループ
初期でadmin-guiとmanager-guiの権限グループが設定されています。
次は「web.xml」を見てみます。
これも特に修正箇所はありません。
と記載があり。拡張子.jspはjspと認識させているのがわかります。
例えば
※phpが動くわけではない。jspで動いているのを隠す目的などで使用したりする
それから、
最後の方に
初期はindex.html,index.htm,index.jspです。
index.htmlとindex.jspがあればindex.htmlが優先されますので
順番を入れ替えたり、default.jspを追加したりできます。
次に「context.xml」を見てみます。
こちらも特に変更はなく
WEB-INF/web.xml
でServletで各ディレクトリのWEB-INF/web.xmlを見に行く設定がしてあるのがわかります。
最後に「server.xml」を見てみます。
ここでポート番号のマッピングやSSL関連の設定がみてとれます。
ほかに
そして
で初期アクセスディレクトリ名がwebappsであることがわかります。
他にもバーチャルホストの設定などもここで行うと思われます。
Tomcatは特に設定を変更する箇所はなく使用する事ができます。
http://localhost:8080/
で起動の確認ができ、「Server Status」「Manager App」「Host Manager」
各ボタンをクリックするとIDとPASSを聞いてきますので設定したものを入れると各ツールが利用できます。